・「シュート!」「パス!」「ドリブルしろ~」など指示を出し。
・シュートを外すと「あ~」と大きなため息。
・相手チームのミスに大歓声。子どもに罵声。
・「今のはファールだろ!オフサイドだろ!」と審判を非難。
・負けると子供以上に落ち込み「なんで勝てないの~」と子供に文句。
・コーチの戦術に文句。
・負けると○○君がよくなかった。なんで試合に出すんだろう~?と感じてしまう。
こんなことしていませんか?
自分の子供の試合ほど興奮するものはありません。
もしも自分の子供がシュートを決めてくれたら、その日の気分は格別です。
ですが、少年サッカーにはルールがあります。
親のための10の心得
① 試合や練習を見に行ってあげましょう。子供はそれを望んでいます
② 試合ではすべての子供を応援してあげましょう。自分の子供だけではいけません
③ 調子の良いときだけではなく、調子の悪いときも勇気つけてあげましょう。 批判してはいけません。
④ チームリーダーを尊重してあげましょう。彼らの判断に圧力をかけないようにしましょう。
⑤ レフリーはインストラクターとみなしましょう。レフリーの判定を批判してはいけません。
⑥ 子供が参加することを刺激し、勇気づけてあげましょう。プレッシャーにならないように。
⑦ 試合がエキサイティングだったか、楽しかったか、聞いてあげましょう。結果だけ聞くことのないように…。
⑧ サッカーにふさわしい、節度ある用具を準備してあげてください。大げさになってはいけません。
⑨ クラブの仕事を尊重してください。積極的に親のミーティングを持ち、どのような態度で臨むかを
話し合ましょう。
⑩忘れないでください。サッカーをするのは、あなたの子供です。あなたではありません。
親が一生懸命であればあるほど「子供」ではなく「親」が主役になってしまいます。しかし今プレーしている
のはあなたの子供です。忘れないで下さい。一生懸命頑張っている主役はあなたではなく、あなたの
子供だということを。
友達がいて、仲間がいて、支えてくれる親がいて、指導してくれるコーチがいて、それらを提供してサポートしてくれる 団があって初めてチームとなるのです。戦ってくれる相手チームと審判がいて、それらをすべて準備してくれる団体があって、初めて試合ができるんです。サッカーはチーム競技であり、あなたとあなたの子だけではサッカーはできません。
子供たちがサッカーを楽しむために親にできること、チームにできることを考えながら行動しましょう。
子供たちの一番身近で強力なサポーターとして、応援する上での参考にして頂きたいと思います。
試合中、どうしてもチカラがはいってきたら、大声でこう言ってあげてください。
「ガンバレーーーっ!」
池上正『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』
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